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DX何から始める?中小企業の最初の一歩を解説

皆さん、こんにちは。ジャパンフードカンパニーの南口です。

「DXをやらないといけないのはわかっている。でも、何から手をつければいいのかわからない」。中小企業の経営者から、この相談を本当によく受けます。

DXという言葉が広まるほど、かえって混乱する方が増えている。これが私の実感です。大企業の大規模システム導入の話を聞いて「うちには無理だ」と思ってしまう。その気持ちはよくわかります。

結論から言います。DXは「今、一番時間がかかっている作業」を1つ選んで、それを自動化するところから始めるのが鉄則です。この記事では、中小企業がDXの最初の一歩を踏み出すための具体的な手順を解説します。

この記事でわかること

  • 中小企業がDXを始めるときの正しい順番
  • 最初に手をつけるべき業務の選び方
  • 実際にDXで年間300時間を削減した事例
  • IT人材がいなくてもDXを進める方法

※ DXという言葉の基本的な意味については「DXとは?わかりやすく解説」の記事もあわせてご覧ください。

そもそも中小企業のDXは、大企業のDXと何が違うのか?

中小企業のDXと大企業のDXは、目的もやり方もまったく違います。大企業のようにシステムを丸ごと入れ替える必要はありません。

大企業と中小企業のDXの違い

経済産業省の「DXレポート」では、DXを「データとデジタル技術を活用して、ビジネスモデルを変革すること」と定義しています。しかし、社員数が10人、20人の会社にとって、この定義はあまりに大きすぎます。

JFCの支援現場では、中小企業のDXを「日々の業務で手間がかかっている作業を、ITの力で楽にすること」と捉えています。ビジネスモデルの変革は、その先にある話です。

DXは経営者のための「手段」であって「目的」ではない

DXは目的ではなく、手段です。少ない人数でも事業を回せる。社員の残業を減らせる。空いた時間で売上を伸ばせる。経営者が本当に欲しいのは、こうした「未来像」のはずです。

DXという言葉に振り回される必要はありません。「うちの会社のどこが楽になるか」だけを考えれば十分です。

中小企業がDXで得られる本当のメリット

IPA(情報処理推進機構)の「DX白書2023」によると、DXに取り組んだ企業の約8割が業務効率化の成果を実感しています。具体的なメリットは以下の3つです。

  • 人件費・残業代の削減:手作業を自動化することで、1人あたりの作業時間が大幅に減る
  • ミスの削減:手入力や転記がなくなり、ヒューマンエラーがほぼゼロになる
  • 採用難への対応:少ない人数でも業務が回る体制を作れる

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DXを何から始めるか?──最初の一歩は「一番面倒な作業」の特定

DXの最初の一歩は、システム導入でもツール選定でもありません。「今、一番時間がかかっている作業は何か?」を特定することです。

「時間泥棒」の業務を洗い出す方法

難しく考える必要はありません。社長自身、あるいは社員に「毎日やっていて面倒な作業は?」と聞くだけです。出てくる答えはたいてい以下のような業務です。

  • Excelへの手入力や転記作業
  • 請求書の作成・仕分け・郵送
  • 受注データの処理や出荷指示
  • 在庫の確認や発注のやり取り
  • 紙の書類をスキャンしてファイリングする作業

JFCの支援現場では、こうした業務の中から「毎日やっている」「手順が決まっている」「人の判断がほぼ不要」の3つに当てはまるものを最優先で自動化します。

いきなり全部やろうとしない──「1つだけ」選ぶ

中小企業のDXが失敗する最大の原因は「あれもこれも一気に変えようとする」ことです。まずは1つの業務に絞って、成功体験を作ることが何より大切です。

1つの業務が自動化されて「楽になった」と実感できれば、次の自動化に向かう社内の空気が自然と生まれます。これは仮説ではなく、私自身が何社もの支援で目の当たりにしてきた事実です。

「うちの会社では、どの業務から手をつけるべきか?」と迷ったら、まず現状を整理するところからお手伝いします。

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DXの進め方──中小企業向け5ステップ

DXの進め方に「正解の型」はありませんが、中小企業がつまずかないための手順はあります。以下の5ステップで進めれば、IT人材がいなくても実行できます。

ステップ1:面倒な業務を1つ選ぶ

前述のとおり、「毎日やっている・手順が決まっている・判断がほぼ不要」の3条件に当てはまる業務を1つだけ選びます。

ステップ2:現状の作業時間を計る

選んだ業務に、今どれくらいの時間がかかっているかを記録します。「1日60分」「月に10時間」など、数字にしておくことがポイントです。自動化した後の効果を実感するためにも、Before数値は必ず取っておきます。

ステップ3:自動化の方法を決める

自分で調べる必要はありません。「こういう作業を楽にしたい」と専門家に相談すれば、最適なツールや仕組みを提案してもらえます。経産省の「IT導入補助金」など、費用を抑える制度もあります。

ステップ4:小さく試して効果を確認する

いきなり全社導入しない。まず1部署、1業務で試します。うまくいったら範囲を広げる。この「小さく試す」姿勢が、DXを失敗させない最大のコツです。

ステップ5:成功したら次の業務へ横展開する

1つ目の自動化が定着したら、2つ目、3つ目と横展開します。この繰り返しが、結果的に会社全体のDXになります。最初から壮大な計画を立てる必要はありません。

実際にDXで業務時間を削減した3つの事例

「DXって本当に効果があるのか?」と疑問に思う方へ。JFCの「DXコンシェルジュ」で支援した実例を3つ紹介します。いずれも中小企業の事例です。

事例1:EC出荷指示業務──1日60分が5分に

ある食品メーカーでは、毎日の出荷指示作業に60分かかっていました。受注データをダウンロードし、Excelで加工し、倉庫へ送る。この一連の作業を自動化した結果、1日わずか5分で完了する仕組みに変わりました。

年間に換算すると約300時間の削減です。社員1人分の労働時間に匹敵します。

事例2:請求書の仕分け──残業続きから残業ほぼゼロへ

届いた請求書を1枚ずつ確認し、取引先ごとにフォルダに分類する作業。これを毎月やっていた担当者は、月末になると残業が常態化していました。

AIを活用した自動仕分けの仕組みを導入し、毎朝6時に自動で仕分けが完了する状態を実現。担当者の残業はほぼゼロになりました。

事例3:請求書作成──月10時間がチェック1時間に

請求書の作成に毎月10時間を費やしていた企業。Googleカレンダーと連動した自動生成の仕組みを構築し、担当者の作業は最終チェックの1時間だけになりました。年間約108時間の削減です。

3つの事例に共通しているのは、「大規模なシステムを入れたわけではない」ということです。既存のツールを組み合わせて、特定の業務だけを自動化しています。

「うちの会社でも同じようなことができるのか?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。

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IT人材がいなくてもDXは進められる

中小企業がDXに踏み出せない理由の多くは、「社内にITがわかる人がいない」です。しかし、IT人材がいないことはDXを諦める理由にはなりません。

「自社でやるか、外に任せるか」の2つの道

DXの進め方は、大きく2つに分かれます。

進め方 向いている企業 特徴
内製化支援(伴走型) 社内にIT担当者がいる、または育てたい企業 専門家が教育担当として伴走し、最終的に自走できる組織を目指す
外部委託(丸投げ代行型) IT担当者がいない企業 企画・設計・開発・運用まですべてを外部が代行する

どちらを選ぶかは、社内の体制と経営者の考え方次第です。正解は1つではありません。

DX支援サービスを選ぶときの3つのチェックポイント

外部にDX支援を依頼する場合、以下の3点を確認してください。

  • 担当者が固定されるか:毎回違う人が対応する体制では、自社の状況を理解してもらえない
  • 小さく始められるか:最初から大規模な提案しかしない会社は避ける
  • 業務を理解した上で提案してくれるか:ツールありきではなく、課題ありきで考えてくれるかどうか

まとめ──DXは「小さく始めて、続ける」が正解

DXを何から始めるか。中小企業の経営者にとって、その答えはシンプルです。

  • 今一番時間がかかっている作業を1つ選ぶ
  • それを自動化する仕組みを作る
  • うまくいったら次の業務へ横展開する

これだけです。大企業のような大規模システムも、専門のIT部門も必要ありません。「小さく始めて、続けること」が中小企業のDXの鉄則です。

DXの本質は、経営者が思い描く「少ない人数でも回せる会社」「社員が定時で帰れる会社」を実現するための手段にすぎません。最初の一歩さえ踏み出せれば、その先の景色は確実に変わります。

「DXを始めたいけど、何から手をつければ…」
その最初の一歩を、一緒に踏み出しませんか?

JFCの「DXコンシェルジュ」は、専任の担当者がつく伴走型の支援です。
EC出荷業務の年間300時間削減、請求書作成の年間108時間削減など、中小企業の実績があります。


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※ オンライン対応可。全国どこからでもご相談いただけます。

よくある質問(FAQ)

Q. DXの最初の一歩として、何から始めるべきですか?

「今、一番時間がかかっている業務」を1つ選び、それを自動化するところから始めてください。毎日やっていて、手順が決まっていて、人の判断がほぼ不要な作業が最優先です。いきなり全社的な取り組みにする必要はありません。

Q. DXにはどれくらいの費用がかかりますか?

自動化する業務の内容や範囲によって異なります。既存の無料ツール(Googleスプレッドシート等)を組み合わせるだけで済むケースもあります。また、経産省の「IT導入補助金」を活用すれば費用を大幅に抑えられる場合もあります。まずは無料相談で費用感を確認するのがおすすめです。

Q. 社内にIT人材がいませんが、DXは可能ですか?

可能です。企画から開発・運用までを外部の専門家に委託する方法があります。JFCの「DXコンシェルジュ」でも、IT担当者がいない企業向けに丸ごと代行するコースを用意しています。

Q. DXで失敗しないためのコツは何ですか?

「一度に全部変えようとしない」ことです。まず1つの業務で成功体験を作り、その後に横展開する。この「小さく始めて、続ける」やり方が、中小企業のDXが失敗しない最大のポイントです。

Q. DXの相談だけでも受け付けてもらえますか?

はい。初回の無料相談は、現状をお聞きして課題を整理する場です。相談したからといって契約の義務はございません。「まず何から始めるべきか」を一緒に考えるところからお手伝いします。

まずは「30分無料相談」をご活用ください

JFCのDXコンシェルジュは、中小零細企業専門14年の業務効率化支援サービスです。ツール非依存・担当者固定制・チャット相談し放題。「自動化できるかだけ知りたい」「何から始めればいいか整理したい」──そんな段階でのご相談も歓迎です。

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